こんにちは、和地大和(わち やまと)です。
来週の4月15日に株式会社和(ヤマト)を設立することになりました。
新しいスタートを切るにあたって、改めて自分がどんな人間で、何をしているのか、そしてどういう想いで仕事に取り組んでいるのかをお話ししたいと思います。
自己紹介:「和」を大切にする経営スタイル
私の名前は和地大和と申します。
株式会社和の「やまと」という字は平和の「和」の一文字での当て字です。
私の本名が和地大和なので、会社名を含めると「和」という字が3つもあるんですね。
名前から覚えていただくことが多く、「素敵な名前ですね」と言っていただけることもあったので、これはブランディングにも活用できるかなと思い、この社名にしました。
ミッション:「自分・他者・社会の調和」
まだ立ち上げたばかりで、会社のミッションやビジョンを完全に固めているわけではありませんが、一つだけ大切にしていることがあります。それは「自分・他者・社会が調和する社会」というキーワードです。
聖徳太子の「和をもって尊しとなし」という言葉にもあるように、私は何かを創造するというよりも、最適化や調和させることが得意で、それが私の社会的な役割だと考えています。
たとえば、会社では経営者と従業員の間でコミュニケーションのズレが生じることがあります。
それぞれに正義があり、正しいことをしようとしているのに、いつの間にか違う方向に向かってしまう。そんな時に、私が中小規模の会社に入って、そのバランスを取る役割を担うことがあります。
また、いい商品を持っているのに社会に供給できていない企業も多く見てきました。
地方には本当に素晴らしい商品やサービスがあるのに、それを伝える・届ける能力やスキルが不足していて、結果的に埋もれてしまっている。
これも調和・最適化ができていない状態だと思うんです。
具体的に何をやっているのか
1. 広告代理店業務
基本的には広告代理店をやっています。ただし、CMなどは作らず、SNS(Instagram、Facebook、X、LINE、YouTube)やGoogleなどのプラットフォームで配信するデジタル広告の企画・制作・配信・運営を行っています。
2. プロモーション・マーケティング支援
最近はお客様と一緒に3日間のオンラインイベントを企画したり、ゼロから一緒に何かを作り上げていく伴走型のサポートを行っています。
単なる広告配信だけでなく、集客から運営、販売につなげるまでの全体設計を一緒に考えていきます。
お客様の内部の人間のような気持ちで、メルマガ登録の導線設計や、お客様が購入しやすいような仕組み作りまで、幅広くサポートしています。
私が大切にしていること:「伝える・理解してもらう・判断してもらう」
私の強みは、商品やサービスを言葉にして伝えることです。
なぜこれを重視するかというと、広告を見た時に、初めて見る人にとって意味がわからないものが多すぎるからです。
「ワチスーパーメソッド」という商品があったとして、作り手にとってはすごく良い商品でも、初めて見る人からすると意味がわからない。
このギャップを埋めることが、私にとって良い広告・マーケティングの条件だと考えています。
多くの企業が持っている良い商品は、「こんなに良い商品を持っているんだよ」「これだけたくさんの価値を詰め込んでいるんだよ」ということを伝えたがりますが、それをうまく表現できずにくすぶっている。
そんな商品を、初めて見た方でも、それを必要としている人でも分かりやすい言葉で届け、きちんと判断してもらえるところまで持っていくのが私の仕事です。
マーケティングに対する考え方
マーケティングとは「営業がいらないほど、お客様が購入を決めた状態でその商品の前に立つこと」という定義もありますが、私は少し違った考えを持っています。
私にとってマーケティングとは:
- 伝えること
- 理解してもらうこと
- 判断してもらうこと
買うか買わないかを判断する時に必要な情報がちゃんと揃っているか、自分にとってこれは良いなと本当に思って購入してもらえるかどうか。
そこまでを大事にしています。
どんなお客様と仕事をしているか
私のお客様は圧倒的に中小企業が多いです。社員が数名から10名程度の企業様との仕事がメインですね。
これには理由があって、私はこれまで営業、マーケティング、総務、経理、人事など、会社にあるいろんな仕事を経験してきました。
そのため、経営者の方にとって幅広い分野を理解して話せる相手として重宝していただけることが多いんです。
また、私は実務家なので、物事を前に進める推進力があると自負しています。経営者の方は頭が良くてアイデアもたくさんあるけれど、それを現実化するのが苦手という方も多い。
そこに圧倒的な労力と人数が必要になるのですが、私はそれを現実的に「どうやるんだろう」と考えて動くことが得意なので、そういうことを求めている経営者さんが多いのかなと思います。
今後の展開について
今後は研修事業にも力を入れていく予定です。マーケティングや広告を自社のチーム内で内製化したいという企業様に向けた研修やセミナー、個人の方がそういう力を身につけたいというニーズにもお応えしていきたいと考えています。
また、オンラインメディアの制作にも取り組んでいきたいと思っています。このラジオやnoteも一つの試みですが、もう少ししっかりと企業や個人の方に役立つメディアを作っていければと考えています。
仕事への想い:お客様を一番知っている状態でありたい
最後に、今の仕事に対して私が強く思っていることをお話しします。
マーケティングや広告をやる上で、私が重視していることは「自分が関わる案件では、自分がお客様のことを一番知っている状態でありたい」ということです。
集客や商品を届けることは、実はそれほど簡単ではありません。
様々なマーケティング手法やフレームワークもありますが、私はどちらかというと、自分の案件に関しては商品・サービス・お客様・担当者の方のことを徹底的に理解しながら仕事をしたいと考えています。
なぜかというと、そうしないと良いものが書けないし、どうやったらそのお客様に買ってもらえるかのイメージができないからです。
現実的に「こういう人がいて、この流れだったらこの商品を絶対買うよね」というところまで自分で納得して、それを説明できる状態まで持っていきたいんです。
「これは絶対に売れる」「売れなかったら世の中がおかしい」というぐらいの自信を持ってやった案件ほど、今でも鮮明に覚えていますし、実際に成功につながっています。
おわりに
お金のためだけに仕事をするわけではありません。もちろんそれも大事ですが、それだけでは幸福ではないと思うんです。
1億円売るよりも、1万円の商品が1個売れる、そのプロセスでいろんな試行錯誤をして、考え抜いてやったものが売れた時の方が、私は大きな喜びを感じます。
これから一緒にお仕事をさせていただく方、お客様でも、チームメンバーでも、協力パートナーでも、そういう方々にこの想いを最初にお伝えしておくことで、「和地ってこういう人なんだな」と理解していただけるのではないかと思います。
次回のパート2では、私のこれまでのキャリアについて、大学時代から法人設立に至るまでの経緯をお話しする予定です。
なぜこの仕事を始めるようになったのか、どんな経験を積んできたのか、そういったお話ができればと思います。
今後ともよろしくお願いいたします。


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